長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

歴史は示唆を与える

 私たちには素晴らしい教科書がある。それは歴史である。初等教育中等教育、高等教育で歴史を学ぶが、その目的は年号を覚える事ではない。
 原因があり、その結果が歴史である。現在という時間軸から過去を眺めれば、歴史が一本の線で繋がっている事に気づく。歴史のある事象により、今が創られている事を私たちは知る事が出来るのだ。
 現在から過去を見るからこそ分かる事が、そのその時代のその瞬間に未来をイメージし判断する事は難しい。小さな判断の積み重ねが今を創って来たが、私たちの日本も企業もその例に漏れない。
 ローマ帝国が滅んだのは決して、侵略を受けたからではない。
 『無償のパンとサーカス』や自制なき権利を要求し、活力無き『福祉国家』の道を辿った結果である。
 現在の日本は何故かローマ帝国の崩壊に重なって見える。歴史は様々な示唆を私たちに与えてくれる。先ずは日本の歴史教育の視点を変える必要があるように思う。年号を覚える受験の為の歴史からは何も得る事はできない。
 歴史から学ぼう。そこには今の現状から抜け出すヒントが沢山埋まっているはずである。
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