ギーンゲンからチューリッヒへ
ディーラーミーティングのスケジュールを全て終了し、ZIEGLERの本拠地ギーンゲンに移動する。ここをもう何度訪れただろう。2010年に初めてギーンゲンの地を踏んで早7年の歳月が過ぎた。
翻れば本当に色んな事があったがいまでは良い思い出だ。国際部門のマーカス、マイケルと意見交換を行い新製品へのフィードバックを依頼した。
これはこれからの日本の消防業界に大きなインパクトを与えるに違いない。これまでの流れとは全く異なる現実を目の当たりにすることになるだろう。楽しみである。
さて、ミーティングを終え、週末を利用してチューリッヒへ。今から35年前の学生の頃、チューリッヒ工科大学へ来た事が懐かしい思い出だが、詳細の記憶はもう曖昧である。
本当に長い年月が過ぎた。
チューリッヒ湖畔を散歩しながら、ヨーロッパの懐の深さと豊かさが、時間にゆとりを生んでいる。時がゆっくりと進んでいる感覚が深い安心感を得ることができる理由だろうか。
そこには本当に豊かな空間がある。私たちは何を知らないかすら知らない。
人生は思ったほど長くない。そう、長くないのである。
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