長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

持続発展


 今朝の朝礼でリーダー社員から奥能登地方で住宅用火災警報器の悪質な訪問販売が相次いでいるのでお客様に注意を呼びかけてください。とのコメントがあった。
火災では覚知(気が付くこと)が遅れて犠牲者がでる場合が多く、新築の住宅には平成18年6月1日から、既存の住宅には平成20年5月末までに取り付けが法律で義務付けられた。
 本来なら人命を守る為にあるものを利用し、悪質な営業行為を行なうことには大きな問題がある。
 経営と金儲けは大きく違うと思う。経営とは社会から求められる価値を追求し、利益を上げ社会に還元することを言い。金儲けとはどのような手段を使っても利益を上げることをいう。近年、食品偽装問題を始め経営者のモラルが問われる事件が多く発生している。
 経営の根幹にあるものは自分たちの企業の理念である。企業にはその企業が企業として成り立ってきた理由がある。私達が常にチューニングしなくてはならないのは私達の企業の理念と現在行っていることが、それに合った正しいことであるかどうかである。もしこれを曲げてまで企業の存続を図らなくてはならない状況が仮にあるのであれば会社を止めればいいと私は思っている。
 私達の企業の価値判断基準は企業理念の中にある。この理念は不変であり私達の行動規範でもある。
私達は『MISSION STATEMENT(ミッションステートメント)』にこれらをまとめ社員全員に今年の5月に配布した。(ここまでは誰でもできること。・・ここからが問題である。)社員全員が高い意識を持ちミッションステートメントを規範として行動することが私達が求める姿である。
ビジネスは常に持続発展可能であるべきではないだろか。

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