長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

選択と集中


 御影大橋詰めに『ディーズ』というコーヒーショップがある。お客様が沢山あるコーヒーの種類の中から生豆を選び、その場で好みの『深さ』にローストしてもらうことができる。私もここのコーヒーが大好きで一週間に一度は色々な豆を買ってきて楽しんでいる。
 また、お店の中二階にはコーヒーショップがあり、販売しているコーヒーをその場で飲むことができる。出てくるコーヒーも焙煎して三日以内のものを使うこだわりようである。
 『ディーズ』はダートコーヒーのアンテナショップ的な役割をしているようだ。
 一度、お店の店長さんに子供向けにオレンジジュース等、置かないのですか。とたずねると、ここはお客様がどのようなコーヒーを好んでいるか調べたり、コーヒー豆の種類等の情報を発信する為のお店です。とおっしゃっていた。
 過去に、おいしいお蕎麦屋さんがお客様かえらのリクエストでうどんやカツ丼や仕舞いにはラーメンまで置いてしまい、お客様に選択して頂けなくなったという話を聞いたことがある。
 このコーヒーショップの目的は嗜好の調査と情報の発信であるから、これで良いのだろうと思う。ビジネスの世界でも、何でも置いてあります。と言うお店よりも、この品物ならばどこにも負けないと言う方がお客様にもわかり易い。
 今後のビジネスのひとつの『キーワード』は選択と集中でではないだろうか。
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