長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

報・連・相

 今日は数十年、お取引頂いている、お客様の所へ伺った。弊社の起したミスに対してのお詫びとご説明の為である。
 長野ポンプは防災に対して常にプロ意識とそれに見合うスキル、そして崇高な使命感を持った人たちの集まりであって欲しいと何時も願っている。
 今回のミスは現場の事前調査、防災設備のプロとしての意識の欠落、そして長く、そのお客様の担当をしていたことによる安易な気持の油断から起こったことである。
 お客様の担当安全課長は『起こったことは仕方がない。それは過去を修正することはできないからだ。』『しかし、何故起こったかを分析することにより未来に再び、ミスが起こらないようにすることができる。』『特に安全と防災は非常に重要であると考えている。』『何故ならこの場所に何かがあれば全世界のグループに影響を及ぼすからだ』と仰られた。
 私はお客様の意識の高さに感動し、反面、自分自身の認識の甘さに愕然とした。
 自分たちの生業としている防災事業が本当に大きな意味を持つことに気づかされた。本当の意味の使命感を理解していなかった。そんな社長の下に集う社員が、そのような認識を持つはずが無い。
 全ては私の責任である。即座にレビューを行い、全社員に今回の経緯を説明し、再発の防止を図らなくてはならない。『誰が悪いか』ではなく、『何が、何故起こったか』そして、『如何に再発させないか』が大切だ。
 しかし、先ずは何事も隠してしまう悪しき体質と、基本動作の根っこ『報・連・相』ができていないことが、問題だ。マネージャークラスは部下の顔色を伺っていないか。本当に部下のことを思うのなら、もっと厳しく部下の指導しなければならない。
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