長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

範を示す。

 『子供は親の背中を見て育つ』という言葉は昔から良く使われている。子供は『こうしなさい』『ああしなさい』と言ってもその通りには育たないもので、大人のやっている通りに育つという意味である。
 すなわち、今の世の中、で子供たちの行動がおかしいと、子供たちの異常行動について議論したり、子供たちのいじめについて話し合ったりしているが、この簡単なある意味『法則』から考えると、先ず直さなくてはならないのは、大人の行動であるという事に私たちは気づかなくてはならない。
 平気でタバコやごみを捨てる大人がいる中、子供達に『ごみを捨ててはいけない』と言ってその通りになるだろうか。
 不平不満、文句を言っている大人を見て、『不平不満を言わず、まじめに働け』と言ってその通りになるだろうか。
 自分のしていること、言っていることを先ず、正す。『範を示す』ことがとても大切なことだと思う。
 会社でも、世の中でも同じ現象が起こっている。掛け声は大きいけれど何も変わらない。変わらないのではなく変えようとしないと言ったほうが正しい。
 問題提起はするけれど、それを自分が変えてやるという気概を持って、進む人が少ない。自分が不満を持っていることを、自分が変えるように範を示そう。
 プラス思考で発想を固め、マイナスなエネルギーに負けないようにしよう。
 必ず、全ては自分のイメージどおりに進む。『良いイメージの方向にも』『悪いイメージの方向にも』どちらのイメージを選択するのも自分自身である。
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