長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

橋下新大阪府知事


 『元気がよすぎて引いちゃいました。』と答えたのは大阪府の女性職員だった。
 橋下新知事の就任挨拶を受けた後、コメントを求められて答えておられた。
 テレビのニュースで見たシーンであったので、前後の会話をカットして、そこだけをつまんで放映しているかも知れないので、このコメントに対しては何とも言えないが、橋下新知事は『内部の敵』に苦労することを象徴している様に思える。
 内部の改革には大阪府の職員と一枚岩になって取り組んでいく必要があるだろう。たぶんこのコメントは何も考えないで発したものであろうが、ここに大阪府の改革の難しさが見える。
 トップが『こうする』と言っても、管理職クラスが『そんなこと言ってもねぇ〜』とか『やっぱり新知事はわかっていない』と言う発言が見えるようである。(当然、全ての方々ではないと思う。)
 こうなると部下は何も実行しなくなる。そして、影でぶつぶつ、組織や知事を批判するようになる。
 これは、企業内でも同じことが起こる。トップが言ったことを影でマネージャークラスが否定したり、部下の間違った発言を正すことをせず、同調してしまったりする管理職がいる会社はこのような現象を間違いなく経験しているはずだ。
 これが改革の足を引っ張る見えざる『敵』のひとつである。そしてこれがトップから見えないから始末が悪い。
 『日産の敵は日産にあり』カルロスゴーンの言葉が思い浮かぶ。負けないでがんばって欲しい。^^);
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