長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

イージス艦

 今日、イージス護衛艦「あたご」とマグロ漁に向かっていた千葉県勝浦市の新勝浦市漁業協同組合所属の漁船「清徳丸」(7.3トン)との衝突のニュースを聞いた時、とても不思議に思った。

イージス艦は非常に高性能なレーダーを搭載しており、一度に複数の標的を補足し、迎撃できる最新鋭の船と言う認識があったからだ。
 それだけの性能を持ちながら、公海上にあった、漁船を発見できなかったのであろうか。
 特に会見でレーダーが全ての艦船を発見できるものではないと言う発言もあったが、これはイージス艦「あたご」のレーダーの能力が小さな艦船を発見出来ないかもしれないという軍事上機密事項に当たるのではないだろうか。

 現在、日本の危機管理は地に落ちたように思う。イージス艦の機密事項漏えいの問題や昨年12月14日に発生した護衛艦しらねの火災など、問題が大きい。
 ともかく今回事故にあわれた「清徳丸」の二人の親子が無事であるように願っている。
 突然、自分の家族二人が、消息が不明になったご家族の心中を察すると、心が痛む。事故はあってはならない。
 また、海上自衛隊は速やかに正確な情報を提供し、二度と同じような事故を起さないように、速やかに、再発防止を図ることが大切である。
 企業でも悪い報告をギリギリまでしなかったり、問題の理由を歪曲した場合はもっとも罪が重いのである。
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