長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

能登半島沖地震から一年


 平成19年3月25日に発生した、能登半島沖地震から一年が経過した。
 今日は3月24日だが今年は閏年なので2月は29日まであったので、24日で一年となる。
 地震当日、私は次の日が東京への出張だった為、会社で出張の準備を整えていた。その時大きな揺れが襲い会社が軋んだことを記憶している。
 これはただ事ではないと思い、インターネットで震源地を調べたところ、能登沖(ちょうど門前地区の沖)だった為、旧門前の辺りがとても心配だった。
 先ずは水の確保をと、思い立ち、飲料水1000本をかき集め次の日に、弊社会長と社員が能登を一巡し水を支援物資として届けた。

 私は二日後に追加の支援物資を調達し、日頃お世話になっていた奥能登広域圏門前分署におぎにりと水を届けさせて頂いた。
 支援物資は避難所に集まるので、現場の最先端で働く消防署員や分団員の皆さんには若干遅れたようであった。
 この時とても心に残ったのは、現場の最先端で活躍されている消防職員、分団員、行政の皆さんも被災者であるということだった。自分の家でも大変なことになっているのに、先ずは人のために働く姿はを見て胸が熱くなったことを覚えている。
 消防は崇高な使命感がないとできない職業である。あれから一年が経ち、もっとも大きな被害のあった門前地区も日に日に復興してきている。
 ただ、倒壊した家のあったところは、殆どがさら地になっていて、とても昔と町並みが変わってしまったことは残念である。一日も早い復興を祈りたい。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ 人気ブログランキングへ