長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

乗り越えること、やり過ごすこと


 本年度も、あと僅かで終わりである。翻って見ると本年度は私たちが経験したことの無い、状況に陥ったことは明白である。
 専用設計車両の中でも非常に難易度が高いものが多かったこと、それに柔軟に対応できなかったこと、様々な読み違いを起こしてしまったこと。数えればきりが無い・・
 ご迷惑をお掛けしたお客様もおられ、本当に反省すべき一年であった。しかし、これは私たちにとっては、もう一歩前進する為のチャンスであったと思う。
 しかし、これをチャンスとして生かすためには、現状を正確に認識することが先ずは先決である。過ぎたことを頭の中だけで反省し、次のステップに移していかな事を『やり過ごす』という。
 これでは起こったことが現象して残っただけで、前進するステップにはならない。
 これをチャンスとして捉え、さらに前進していく為には『やり過ごす』のではなく『乗り越えて』いかなくてはならない。
 現状を認識し、その対策をしっかりと打ち出さなくてはならない。また、私たちの『ものづくり』の哲学を社員全員が再確認し、それを実現できない、アンバランスな拡大を行ってはならない。
 消防車両は『人命に関わる』ということを強く意識し、『人の命を救うために自分の命を懸ける人のために』最高の設計技術に支えられた最高の品質の製品を生み出していこう。
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