長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ALPASは労働環境改善にも繋がる

 消防車両の製造は、年度事業であり、物品での入札である為、その年度末までの納車が前提である。入札が執行され、受注が完了するのが9月頃であることから、半年間で一年間の生産を行わなくてはならない非常に過酷な環境である。
 また、本来ならば消防車両は請負工事の分野であり、基本設計と仕様書が出来上がっている請負工事ならば半年間での製造も何とか可能かもしれないが、実態は基本設計から行うことが求められており、さらにその過酷さを増すことになる。
 ALPASシステムは、しっかりと計画できれば生産の工数を40%程度削減することができる。すなわち、在来工法からALPASシステムに切り替えることで工数を削減させ労働環境の改善を行うことができるのだ。
 ものづくりの変革は、現場に対して消防戦術に可能性を与え、生産現場には、根幹からものづくりを変化させ労働環境を改善させる可能性を与えてくれた。
 後は、確実に計画を進めそれが絵に描いた餅にならぬよう実行していかなくてはならない。
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