長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

普遍であり、不変である。

 良く考えてみれば、人間の人生の最も多くの時間を過ごすのは会社である。ちなみに一日24時間のうちの8時間を会社で過ごすとすれば、人生の約1/3は会社で過ごすことになる。
 であるならば、様々な人が集う会社で、皆がモチベーション高く、厳しい中にも楽しく仕事をすることができるように環境を整えるのは私の仕事である。
 人を思いやるということは仕事としてではなく、人間の基本部分の根幹である。この部分が捻じ曲がっている人はどれだけ仕事ができようと、私たちの会社からご遠慮願いたい。
 人を思いやる気持ちはお客様を思いやる気持ちに繋がる。この部分が欠落すると、ものづくりにも防災資機材の販売にも全てに影響を及ぼす。『思いやり』が私たちの仕事の根幹にあるからである。
 よって、仕事をしていればいいんでしょ、という論法は私たちの会社にはなじまない。会社『風土』の『風』の部分はその時代に応じて変化していく、仕事の手法や組織のあり方等であり、『土』の部分は永久に変わることが無い『社是』『経営理念』『経営哲学』等考え方の根幹を言う。 
 私たちの会社の『社是』は『仕事を通じて豊かな人間性をつくり上げよう』である。この言葉はとても奥が深く、特に『豊かな人間性』という言葉は私たちが求めるものを実現する為には不可欠である。すなわち『社是』は普遍であり不変である。普遍とは全てに共通することであり、不変とは変わらないことをいう。
 今一度、長野ポンプの社員はこの言葉の意味をかみしめ、深く理解して欲しい。
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