長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人の役に立つ

 『更生したら人の役に立つ人間になって欲しい』先日のある事件に巻き込まれた方の父親のコメントである。
 自分がこの立場なら、この言葉を言うことができただろうか。ここにこの父親の人間性の豊かさがある。『本当ははらわたが煮えくり返っているのですが・・』と付け加えてはいたが、この立場でなかなか発することはできない言葉である。
 私たちが小さい頃、学校の先生や両親がこの言葉を良く使っていたように記憶している。
 『人の役に立つ』この言葉は非常に意味深い。会社の存在意義は、と問われたら、会社が社会に求められているかどうか、がひとつの指針になる。
 すなわち『社会に求められている』と『人の役に立つ』という言葉はある意味で同意語である。
 私たちの企業は人のためになるもの、そして直接人命に関わるものを提供しているという意味では人の役に立つということを肌で感じることができる数少ない企業のひとつである、と自負している。
 そこに集う社員一人ひとりが、自分の企業と仕事に誇りを持ち、広義の意味で社会に貢献していくことができるような人間に育って欲しい。
 そのためにも『社是』にある『仕事を通じて豊かな人間性をつくり上げよう』を実践して欲しいものだ。
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