大いなる勘違い
問題点が生じたときは、その問題点の本質がどこにあるのか、正確に分析できる人物は非常に少ない。殆どの場合は自分の視点で物事を見てしまい、本質を見誤ってしまう。
その為に対処方法も当然正しくないので結果がついてこない。そして、過ちを繰り返してしまう。
今、マネージャークラスに最もかけている能力はこの部分である。特に原因の分析が捻じ曲がってしまっている。
これを直す方法はひとつしか無い。それは原因自分論で物事を考えることである。特に報告書などを見ていると原因自分論の視点で書かれた報告書は殆ど無く、全て起こった問題の原因は他人になってしまっている。
このような場合先ず、正確に原因が捉えられておらず、対策案も見事に捻じ曲がっている。
『私は間違っていない』という発想を先ずは捨てるべきだ。自分の行動が間違っていなければ、必ず正しい結果が生まれる。他人が悪いから結果が出ないのではない。
結果としてそれが自分の思った通りになっていなければ、それは人が悪いのではなく自分が悪いのだ。マネージャークラスは気づかなくてはならない。
マネージャーという立場とは?その権限とは?それを理解していれば、人のせいに出来ないはずである。自分の立場を理解し、現在起こっている状況に対して、大いに責任を感じて欲しい。この部分に不感症ではダメだ。
マネージャーは一日も早く気づきを得て、一歩前進することを心から切望する。
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