長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

損得と善悪


 昨日、日本外交協会へ消防車を寄贈した後、同行した金沢RCのメンバーと有楽町電気ビルにある外国人記者クラブのレストランで食事を取った。
 ここはメンバーオンリーなのだが、同行した中村太郎君(中村酒造社長)が何のご縁か、ここのメンバーで忍び込むことができた。
 周りは外国人の記者ばかりで、ニューヨークにでも来た様な錯覚に陥る。食事もとてもアメリカンナイズされていて、食事の味付け、ボリュウムはまさしくアメリカンだった。
 食事の後、後期高齢者医療制度のこと、今の日本の教育のこと、そして、食料の自給率の問題のことなど、久しぶりに議論した。
 ご一緒した中には日本たばこの千葉支店長もおられ、最後に到達したのは、やはり教育をしっかりやらないと、これからの日本は本当に危うい、と言うことに落ち着いた。
 確かに現在の大人の価値判断基準はかなり捻じ曲がっているように思えてならない。例えば昔は善悪、損得という価値観が非常に正しくはたらいていた様に思う。
 正しく、得な事  正しく、損な事
 正しくなく、得な事  正しくなく、損な事
 このバランス感覚がしっかりしていたから、今のような損得だけの価値観で物事を判断しなかったのだと思う。
 また、正義感をとっても捻じ曲がっている場面を良く見かける。先日もある小学校の入学式で事件があったようだ。聞くと完全に捻じ曲がっている。内容はここには記さないが、このようなことが身近に起こった事にショックを受けた。
 いずれにせよ、価値観と言うものは子供の頃に、親が正しく導く必要があるが、その親の価値観が捻じ曲がっている時はどうしようもない。とても難しい問題である。
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