責任感と原因自分論
トラブルが起こるのはポジティブに考えれば、前へ、前へと進んでいる証拠だ。何もしなければ何も起こらない。失敗することが嫌ならば何もしなければ良い。
目標を定め前進している時は必ずといっていいほどトラブルは起こる。問題はトラブルが起こった時の対処の方法である。
また、物事はいろいろな人たちが係わってくれて、成り立っている。だから全てのことを簡単に考えないで欲しい。
責任感があれば何はともあれ現場へ直行するものだ。社内で起こったトラブルならば物理的に可能なら、どんな状況でも会社に戻ることが正しい。
それを他人に押し付けて帰社しないなどということは、問題外である。そこには、誰かが対処してくれるだろうという甘い考えがあるからだ。
絶対にやらなくてはならない仕事で、もし対処してくれる人がいなければどうするだろうか。責任感のある人間ならば必ず自分で対処するだろう。
今、私たちの会社にかけているのはこの部分だ。特にマネージャークラスはもっと自分に対する厳しさを持つべきだ。また、的確な指示をし、問題解決を如何に行なうかを最優先させることが大切である。
気づきを得て、反省し、改善して欲しい。ものづくりも『どうあるべきか』だが、問題解決も『どうあるべきか』である。
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