長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

袖摺りあうも『他生の縁』

 最近の学生に袖摺りあうも他生の縁という言葉の意味を知っていますか。と尋ねると、すれ違った時に袖が摺りあうのも『多少』縁があるという意味でしょう、と仰る。
 最近、日本語の本当の意味が捻じ曲がっているように感じるは私だけであろうか。実際の袖摺りあうも他生の縁という言葉の意味は、字の通り、『他生』今の自分ではなく、他に生きていた時からのご縁である、という意味が本当だ。
 輪廻転生があるとすれば、私達はこれまで前世で、今生のように様々な人達とご縁を頂いてきたのだろう。だから今のご縁も実は前世の頃からのご縁であるということなのである。
 もう一歩進めて考えてみると、今のご縁は次の人生で、またご縁があるかもしれないから、今のご縁を大切にしなくてはならないということなのかも知れない。
 私は宗教家ではないが、この様な話はなぜか納得してしまう。いずれにせよ、コミュニケーションはどんな場合にもとても大切である。人を大切にすれば、めぐりめぐって自分に戻ってくる。(情けは人の為ならず。)
 何で相手がこんなに自分に辛らつなんだろうと思ったら、先ずは自分の行動、言葉に気をつけてみることだ。自分で気が付かないかもしれないが、自分に原因があることが多いものである。
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