あじさい
天神橋から卯辰山の山頂に向かって歩くと、右側に卯辰山花菖蒲園がある。
五月は花菖蒲が咲き乱れ、とても綺麗だ。今の時期はあじさいの花がとても綺麗に咲いている。
あじさいは土壌のpH、アントシアニン、アルミニウムイオンの量により花の色が微妙に変わる花のリトマス試験紙のような働きを持っている。
また、花は開花してから日数によって日々変化する。一般的には土のpHが酸性ならば青、アルカリ性ならば赤と言われている。
こんな可憐で綺麗なあじさいだが実は葉っぱには青酸配糖体を含んでいる。先日、ある料亭であじさいの葉っぱを飾りにつけたところ、お客様が誤って、それを食べた事により中毒症状を起した。
多分、大葉と間違えたのではないかと思うが、胃の中で青酸化合物に変化する恐ろしい植物でもあるのだ。
先日私たちが取得したFA(ファーストエイド)のスキルはこの様な中毒症状などの対応も学ぶ。救急車が来るまでの6分間が人の生死を分ける。
多くの人たちがBLS、FAのスキルの必要性に気づいて頂ける事を願っている。
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