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　今日は午前中、富山県からのお客様を弊社の工場にご案内した。弊社の工場にお越しになられるお客様には機関員研修会をさせて頂いている。
　消防車に搭載されているポンプ装置は１００年以上の歴史を持ち、基本構造は今も昔も変わっていない。
　非常にシンプルが故に理論を誤って記憶されている方が多いように思う。工場見学の対応の後、４時半過ぎに金沢を出発し、滋賀県へ向かう。
　昨年度、弊社の車両を始めてお使いいただいた消防団の皆さんに、機関員研修会を行うためである。　
　７時の約束であったが途中事故に遭遇し、到着が若干遅れてしまった。訓練所へ到着すると、皆さんが待っていてくれた。
　私はポンプ車操法のことは良くわからないが、ポンプの特性や送水を安定してすばやく行う方法はわかる。
　今日は送水技術についてお話をさせて頂いた。最初の印象はかなりの高回転で送水されていたので、ポンプの特性上、キャビテーションを起こさないように送水する方法や送水のテクニックについてお話させて頂いた。
　最初は第一放水口を開放してから標的まで１３〜１４秒ほどかかっていたが、コツをお話しするとすぐに飲み込んで最後は第一放水口から標的まで１１秒ほどで完了していた。
　機関員講習会の終了後、過分なお言葉を頂き恐縮している。少しでも消防団の皆さんのお役に立てればと思っている。朝早くから夜遅くまで本当にお疲れ様です。大会で優秀な成績を収められることをお祈りしています。
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