長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

中間管理職の仕事

 先ずは、会社の方針を十分に理解することから中間管理職の仕事は始まる。『ミクロの視点』『マクロの視点』という見方をすれば、一般社員はどうしても『ミクロの視点』になりがちである。起こった現象だけをつまんで良い、悪いという判断をしてしまう。
 この時に会社の方針から『マクロの視点』で、一般の社員が問題にしている現象の説明をすることが中間管理職の仕事のひとつである。
 問題なのは中間管理職に『マクロの視点』がなく、一般社員の視点で起こった現象を捉えて、一緒に大騒ぎをすることである。
 もしも、問題が発生した時、一般社員が不平不満を口に出し騒いでいる時に、一緒に騒ぐようでは、中間管理職の役割を果たしていない。
 この様な場合は中間管理職は自分を律して、経営側の考え方を十分に理解し、一般社員にしっかりと説明することが大切だ。
 この役割をしっかりと果たすことができれば、一般社員は中間管理職の考え方、行動を理解し育っていく。しかし、これができないと一般社員はいつまでたっても育つことなく、昇進していくことができなくなる。
 中間管理職の仕事は一般社員がステップアップできるように自らを律し、部下を育てていくことである。今私たちの会社に必要なのは、中間管理職の育成である。
 いつまでたっても、私達経営陣の考え方が理解できないのであれば、自ら成長することができない。そして次のステップに進めないばかりでなく、組織を破壊することを理解しなくてはならない。
 私たちは『仕事を通じて豊かな人間性をつくりあげる企業』を目指している。この方針の実現に努力できずサイドブレーキを引っ張るようであれば私たちの企業からご遠慮願いたい。
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