反響

　昨日ブログに記した、『幼児性の強い大人』について思わぬ反響を頂戴した。十数通、頂いたご意見のほとんどはネガティブなものではなく、『自分のことを言われているようだった』というものが大半であった。
　人間の本質には必ずそのようなものがあるのだろう。だからお釈迦様は『十悪』といって人間の行動を戒めた。何と、そこに記されていることが、今にも通じることだということは、何千年も前にも同じようなことを人はやっていたということだ。
　ほとんどの人、というよりは人間である以上、全ての人が持っているのかもしれない。ただ、それが表面に表れるかどうかは、その人の生まれ育った環境や生き方、そして大人として、自分を律することができるかどうかなのだろう。
　かく言う私も、例にもれず幼児性が強いと思う。ただ、自分の置かれた立場から自分を律しているだけだ。
　相田みつおさんは『おたがいになぁ　不完全　欠点だらけの　にんげんですがね』と書いているように、人間だから私たちは欠点ばかりなのである。それを認め合うから前に進める。
　批判からは何も生まれない。自分だけが正しいと思う気持ちはエゴ以外のなにものでもない。『人間のわたし』
　人気ブログランキングへ