長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

想いの力

 『人生は自分の想った通りになるよ』という言葉をいつも口癖のように言っていたのは、私が東京でお世話になったある経営者である。
 実はこの言葉にはもうワンフレーズ付足される。『必ずやるとコミットメントしたら・・』という言葉である。彼は良い事も、悪いことも人間の潜在意識はこれを必ず実現させる力があると、いつも言っていた。
 人間の潜在意識は必ずやるという想いと、出来ないかもしれないという否定的な想いのどちらか強い方を実現させる。
 だからこの話を人にすると、『そんなこと言っても実現しなかった』と仰られる方が多いが、実は必ずやるという想いよりも出来ないかもしれないという想いが少しだけ強かったのである。
 今回の北京オリンピックで星野ジャパンが惜敗した。星野監督は『選手は良くやってくれた』と言っておられたが、試合の途中、すでにベンチの中には『だめかもしれない』という、ネガティブな想いが充満していたように感じる。
 その反面、ソフトボールは『何としても勝つ』という、想いがベンチ全体に充満していた。その想いが少しだけ不安に優っていた。私はただ、その小さな想いの違いが大きな結果の違いを生んだと思っている。
 『やれば出来る。』この言葉は究極の準備をし、それを実現する為に究極の努力をした人だけが経験できる事実である。
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