長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

怪しい電話帳広告


 今日外出先から帰社すると未決書類の中に一通の振り込み通知書があった。
 何気なく表紙を見ると、日本電○広告○式会社と書かれている。
 NTTのタウンページの広告の納付通知書と勘違いし、ハンコを押して、既決に回そうと思い、ふと見ると封筒の下に何やらWEBからのコピーが添付されていた。
 総務課長に『これ何?』とたずねると、『怪しいんですよ。』との答え。内容をよく読んでみるとNTTのタウンページとは全く関係の無い広告を載せませんかという勧誘のダイレクトメールだった。
 ご丁寧に、NTTのタウンページの広告の切抜きを、振り込み通知書に同封された書類に貼り付けてある。うっかりするとNTTの電話帳広告と間違えて支払ってしまう。振込み通知書に記載されている金額は何と6万5千4百円という高額であった。
 振込み通知書をよく読んでみると小さい文字で、これはNTTのタウンページとは全く関係ありません、と書かれているので違法性は無いと思われるが、NTTの電話帳広告と混同させるような、切抜きを貼付してくる行為は如何なものかと思う。
 たぶんよく読まないほうが悪いという論法であるのだろうが、意図が見えるだけに感心しない。
 また、住所が私書箱であるということも、ちょっと不自然である。いずれにせよ、総務課長の機転で支払いを免れた。NTTもWEB上で『電話帳広告請求にご注意ください』という警告を載せていた。
 たぶん勘違いをして支払いをされる企業がいらっしゃるのだろう。私の仲間にも注意を呼びかけておこうと思う。
 こんなやり方は釈然としない。日本人の倫理観はどこへ行ってしまったのだろう。
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