長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

縁の下の力持ち

 今日、業務の見直しを行なった。総務部門の分析はこれまで行なったことがなかった。何故なら殆どが定型業務であるからだ。
 また、当たり前のことを、当たり前に行う部門であるため日頃総務部門の仕事の重要性を意識しにくい。今日は総務部門、経理部門の定型業務、否定形業務の主だったものの、洗い出しを行なった。日頃認識していたものから、全く認識していないものまで、多岐にわたり、数も半端ではない。
 もし、総務部門が機能しなくなったら即座に会社は機能停止状態に陥ってしまう。しかし、そのあたりの事を本当に認識している人は少ないだろう。
 特に営業部門は会社でも花形であり、一番見えやすい。だから評価もしてもらいやすいが、片や総務部門は仕事自体が地味で目に止まり難い。出来て当たり前の部門なのである。
 私たちの周りにある空気はあって当たり前と思っている。しかし、空気が無くなれば私たちは二分と生きていられない。総務は空気のような存在である。
 目に見えにくく、あって当たり前、でもないと会社は機能しなくなる。私たちが日頃、仕事に専念できるのも、総務部門の皆さんのお陰である。
 それぞれの仕事には優劣は無い。あるとすれば付加価値の違いがあるだけだ。全ての仕事はそれぞれに意味があり、なにひとつかけても会社は機能しない。それを認識していれば自然に感謝の気持ちが湧いてくるはずだ。
 私はありがとう、という言葉が飛びかう社風を皆でつくり上げて行きたいと思っている。
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