長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

四国からの帰りに


 朝二時半に眠い目をこすり起床する。今日は四国方面へ出張するので、車両事業部長と三時に高柳工場で待ち合わせをする。
 予定通り、金沢を出発し四国に向かう。九時過ぎには四国に到着する。お客様にご挨拶しながら移動する。
 最後の訪問先にご挨拶を終えた後、坂出駅で事業部長と別れ電車で金沢へ向かう。
 事業部長は今日は四国に一泊し、明日仕事を終えた後、帰社の予定のようだ。四国には何度も来たが、瀬戸内海を電車で渡るのは初めてである。
 電車の窓から瀬戸内海が見える。石川県も海に面しているので、海そのものは珍しくないが、海面に波ひとつなく、鏡の様な瀬戸内海は不思議な印象を受ける。
 岡山まで移動し新幹線に乗り換え、新大阪経由で金沢へ向かう。岡山の駅のキヨスク経済誌を購入し、読んでみるととても興味深い内容だったので、思わず集中して読んでしまい、気が付いたら金沢のすぐ側まで来ていた。
 平たく言うと内容は考え方の癖が自分の人生に大きな影響を与えるが、これが子どもにも『世襲』し、子ども達の人生まで決定づける可能性があるという内容だった。
 様々な設問を設定して、アンケートを取った結果も載せてあったが、リッチ層と、そうでない人(失礼な言い方ですが・・)の考え方には癖があり、最も興味を引いたのは、リッチ層でない人は、現在の環境が自分で変えられないと考えており、自分が置かれている不利な環境は他人のせいだと思っている。
 原因他人論で物事を考えている限りは、全てが人のせいなので、自ら環境を変化させることは出来ない。
 何事も原因を内在化させる考え方の癖を持ち、起こる現象を前向きに捉え、自分を信じて前進することの大切さを再認識した。この本を何気なく手にしたことも何かのご縁である。
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