長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

あきれてものも言えない。

 民主党から五名の議員が離党し、新党を旗揚げするというニュースを聞いて、最近は筋が通っていないな、と思ったのは今朝のことである。
 特にこの中の二名は比例区で当選した議員だ。比例区で当選したということは言うまでも無く、有権者は政党に票を与えたわけである。
 にもかかわらず、その政党を離党し、新しい党を旗揚げするという事は、ある意味で有権者に対しての背信行為であると言えるのではないだろうか。
 そんな感覚の無い方々が議員をおやりになられていること自体間違っていると思う。政治家は国民からそのチャンスをもらい活動していることを忘れてはならない。
 全ての方々がそうでないかもしれないが、私は少なくとも議員の『志』に共感して投票しているつもりだ。議員の皆さんも『志』を持って議員になられていると信じている。
 しかし、時間と共に『志』はいつの間にか党利党略にすり替わってしまうのが政治の常だ。
 私の友人も現在国会議員だ。当初はお会いするたびに自分の『志』語っておられたが、最近は党の話や、国会の中の裏話などが多くなった。少々不安である。
 先ほどテレビのニュースで民主党から離党し、新党を旗揚げする筈だった、女性議員がやっぱり離党は辞めたという会見を行なっていた。
 もうあきれてものも言えない。私たち経営者は少なくとも理念、倫理を大切にする。この様な方は、自分の初志をもう一度、思い出し、身を処して頂きたい。
 『知の難きに非ず。知に処するは則ち難きなり。』
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