長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2Sを推進しよう

 お盆前、高柳工場の二階倉庫の不用品と思われるものに、赤札を張り付けた。捨てて良い物と、いけない物の判断してくださいと言われ、『わかりました』と返事をしておきながらその実行を怠っていた。
 2Sが進まない理由のひとつに、この約束したことが実行されていないと社員に促され、大汗をかきながら赤札を張り付けた。言ったことは実行する。率先垂範が大切である。
 先日、業務改善の進行状況をチェックしていた際に、この赤札を張ったものの処理を確認すると一ヶ月以上も経っているのにまだ処理されていなかった。
 すなわち赤札を張っていなかったことが2Sが進まない原因ではなかったことがわかる。
 何事も問題の原因を他の責任にしていては解決は先ずできない。今、社内にこの雰囲気が蔓延しているように感じる。『工程が遅れるのは部品が入ってこないから』、『言ったのにできてこない』等、殆どが他の責任にすり替わってしまっている。
 先ずは自分が何をなすべきか、そしてハザードを予測し先手を打つことが大切だ。その時は気が付いた自分が率先して動き、問題点を水平展開しながら自らが解決に努める必要がある。決して他の責任にしてはならない。
 一人ひとりの高い意識が2Sを推進し、工程の遅れや、効率の低下を予防することができるのである。
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