長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

9月のBLSヘルスケアープロバイダーコース


 命のバトンをつなぐ為に、スタートしたAED(自動体外式除細動器)の普及活動も約一年が経った。途中でAEDだけでは、片手落ちであることに気づき、BLSヘルスケアープロバイダーコースのインストラクターを養成し始めた。
 弊社には現在4名のBLSインストラクター、12名のBLSプロバイダーそして4名のFAが在籍している。
 今日は9月のBLSプロバイダーコースを開催し、私の友人である、竹松証券の竹松社長、石川県予防医学協会の松崎理事長が参加してくださった。
 様子をそっと見ていると、やはり集中力と自分のものにしようという姿勢はさすがだと思った。常に疑問を持ち、分からないことはその場で直ぐに質問されていた。
 私は多くの企業の経営者の皆様にこのBLSのスキルを身に付ける必要性を理解して頂きたいと常々思っている。そこから繋がって行けばその企業の社員の皆さんやその周辺にスキルが伝わり、人の命を救うことができる可能性が大きく広がる。
 要救助者の命は救急車が到着するまでの7分間に何をするかで左右されることが多いのである。人が倒れたら何をしますか、とアメリカの小学生に尋ねると救急車を呼びその後、人工呼吸と心臓マッサージをする、と応えるそうである。
 日本の小学生は救急車を呼びますとしか応えない。人の命を積極的に救う、と言う行動は勇気がいるが、その小さな勇気が今の私達に必要なのではないだろうか。
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