長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

能登島大橋と朝原選手


 朝五時は外気温が12℃しかなかった。今日は東海北陸ブロック石川県・七尾大会の二日目である。
 今回は能登島大橋を走ろうと思い、ランニングシューズとサポートタイツ、GARMINFORERUNNER305を鞄に忍ばせてきた。
 外に出ると寒さで震えた。ホテルから能登島大橋までは1.5km程である。ゆっくりとペースを上げると能登島大橋が見えてくる。何度か車で渡った事はあるが、走って渡るのは初めてである。
 能登島大橋は湯女の浴衣の帯をイメージしてつくられた為、大きくうねっている。上りは500m程だが結構な急勾配である。
 海の上を歩いて渡るのは不思議な感覚であったが、冷たい海風がとても心地よかった。能登島に渡り最初の信号まで約3.5kmなので往復7kmを走破した。
 7時に今日の会場七尾サンライフプラザに集合し、リハーサルを行なう。私の今日のお役目は司会である。シナリオをチェックし、タイミングなどを詳細に打ち合わせるが途中で時間が無くなりぶっつけ本番のような状態になってしまった。

 本日のメインは朝原宣治選手と大森重宜氏による記念対談である。テーマは『親育ち・アスリート編』と題して行なわれた。
 朝原選手はレースの時はちょっぴり怖い顔をしているが、お話を聞いてみると非常にフランクな方だった。また、アスリートとして大切なことのひとつにストレスのコントロールがあると仰られていた。
 朝原選手はドイツに陸上の勉強の為5年間、留学されていたが、レースを転戦している時に、見ず知らずの国の選手と相部屋がほとんどで、文化、価値観の違いを学んだそうである。
 そして、海外では全てが自分の責任、例えば怪我をしても、その対応は自分の責任で行なわなくてはならない。
 最近の親はストレスのコントロールが下手な人が多いようだ。何が起こっても他人のせい(原因他人論)で考え、ストレスを受け止めるのではなく、他人のせいにして逃げてしまう。そして、そのはけ口を子どもや家族に向けてしまう。
 何よりも子どもは親の背中を見て育つ、いくら良いことを言っても、その通りには育たない。私たちのやっている通りに育つのである。
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