長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

地域の特性

 今日は東海北陸道を通り、岐阜県出張へ出かける。東海北陸道が開通して初めて通るが、とても岐阜県が近くなった。東海北陸道は丁度、紅葉が8部程になっており、とても綺麗だった。
 日本の紅葉は赤、黄色、緑、橙色がグラデーションがかかっていて本当に繊細だ。日本人の文化はこの様な感性から創り上げられたのではないかと思う。衣、食、住、日本人の感性は素晴らしい。
 ちょっと、足を伸ばすと高山市に行ける。本当に近くなったものだ。今までは金沢からはとても時間がかかったが東海北陸道のお陰で一時間以上は時間的に近くなった。

 飛騨高山は江戸時代幕府の天領だった。高山のまちづくりは昭和レトロを感じさせる。
 まち全体が昭和レトロの雰囲気が漂っていて、何かとても懐かしくホッとするまちだ。
 まちの中の消火栓は地上式で金沢では見かけない。
 この地上式消火栓は積雪地域では地下式の消火栓は雪の下になってしまうため、地上に出ている。これは地域の特性である。
 また、まちの至るところに用水が流れている。この用水は当時は生活用水として使われていたのだろう。今は用水をせき止めれば、消火用の水利としても使える。
 また、まちには本当に昭和レトロな床屋(理髪店)があり、これが商売になっているところが高山のすごいところだ。
 それぞれの地域にはそれぞての特性がある。低い屋根、幅の狭い道、この様な地域の特性を十分に理解したものづくりを行なっていこうと思った一日だった。
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