ランニングシューズの紐
今日の早朝ランニングはこれまでのベストタイムを記録した。何を変えたわけではないのだが、ひとつあるとすればランニングシューズの紐をしっかりと結んだだけなのである。
登山靴は踵をトントンして指先に空間を開けしっかりと靴紐を結んでいた。しかし、ランニングシューズの紐は割りと緩く結んでいた。
シューズを履くときに紐を緩めるのが面倒だったので、ゆるく結んだまま履いていた。ある時『シンスプリント(すねが痛くなる現象)が酷いんですよ』、と言うと『靴紐しっかり結んでる?』と言われた。
何の関係があるのだろうと思いながら、今日シューズを履く時、登山靴を履くように踵をトントンしてから指先にしっかりと空間を開け、紐をしっかりと結んでランニングに出かけた。
すると、とても足が軽く感じられ、シンスプリットも全く起こらず、何と卯辰山(標高132mを2キロで頂上まで登るので傾斜率はかなりの急勾配)を含め、7キロを37分40秒で走破した。
何と2分以上の短縮である。シューズの紐をしっかりと締めるという、一見当たり前のことを、当たり前に行ったことで飛躍的に走りやすくなった。驚きである。
仕事も何か上手くいかない時、基本に戻ると解決することがある。小手先で弄繰り回しても上手く前に進まない時、基本に戻り、当たり前のことを、当たり前にやって見るといい。
基本からどれだけずれているか知っている人は強いものだ。
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