人としての価値観

　私たちの企業が社員の皆さんに最も大切にして欲しい資質のひとつに正しい価値観を持つ、ということがある。いくら仕事が出来てもこの価値観が歪んでいると、常識ある行動が出来ない。
　また、何故私たちが正しい価値観を大切にするのか。それは私たちは会社員である前に社会人であるからだ。私たちの住む社会は個人の集まりで構成されている。
　この『個』が正しい価値観をもたなければ秩序ある社会とならない。その社会の中で子どもたちは育つ。
　子どもたちはどこから価値観を学ぶのだろうか。それは間違いなく周りの大人からである。私達大人が正しい価値観を持ち、子ども達に範を示すことが、将来のより良き社会をつくり上げる根幹となる。
　私達は一人で生きて行くことは出来ない。全ての人たちに係わり、お世話になり生きている。それをしっかりと認識し、周りに感謝の念を持つことが出来る社員を育てることが、私達『企業市民』としてのもうひとつの使命であると考えている。
　その為には先ずは企業経営者が正しい価値観を持ち、社員にその価値観の大切さを理解してもらえるように伝え続けていかなくてはならない。これが出来ない企業の社員は不幸だ。
　私達はこれを肝に銘じ、『人としての価値観』を大切にする企業でありたい。
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