長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

倫理観

 会社は今日から新年のスタートである。お正月の休暇で朝がゆっくりだったのがたたり、5時15分の起床は少々辛かった。気合を入れてランニングに出かける。卯辰山の山頂から天神橋に向かって下りていくと、前から走ってきた方に突然『長野さんですか?』と声を掛けられた。
 驚いて『はい』と答えると、先日の金沢市第二消防団の機関員研修会に参加されていた分団員で、金沢駅前で寿し虎を営んでおられる當摩潤一さんだった。
 昨年メールを頂いており、ブログも拝見させて頂いていたので、毎朝ランニングをされていることはわかっていたが、まさかお会いするとは思っていなかった。
 當間さんはいつかは出会うのではないかと思っていてくれていたらしい。人のご縁は面白いものだ。
 会社に出かける時、住まいの傍のゴミ捨て場に大量のパレットを捨てに来ている方がいらっしゃったので、『それは事業所のごみではないですか』と声を掛けると、『これはいいんだ』との答え。
 一般的に事業所のごみを家庭ごみステーションに捨てることは出来ないので、『持ち帰ってほしい』と言って持ち帰ってもらった。その際、散々何かおっしゃっていたが、問題をすり替えてはならない。その方は経営者だったようだが、それならなおの事、高い倫理観を持って欲しいものだ。そして常に子どもたちに範を示して欲しいと願う。
 8時半からは新年式を行う、遠方の東京営業所、大阪営業所は時間的に厳しかったので参加できなかったが、それを除く、社員の皆さんにご参集頂いた。
 昨年は原材料の高騰に端を発し、金融危機から恐るべき速さで経済は悪化の道をたどった。こんな時こそ弊社の企業理念を見つめ直し、私達が何故この仕事を生業としているのかを再認識する必要がある。
 今年は『ナガノイズム』を復活させ、さらにお客様にご満足頂けるサービスを提供していこうと心に誓った。
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