長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

引き続き新年のご挨拶周り

 今日は七尾市から珠洲の方面へご挨拶に出かける。昨日に引き続き車両事業部、防災事業部の両部長と同行する。
 この時期の能登半島は冬の能登というイメージが強い。いつもなら道路が積雪で走行し難く、時間がかかるのだが今日は北陸地方とは思えない快晴と暖かさだった為、とてもスムースに移動することが出来た。
 能登へ来ると自然の豊かさと人情の深さを感じるが、通り過ぎる集落に人影は見当たらない。まばらと言うよりは見当たらないのである。
 能登は過疎化が進み就職も厳しく、若者は金沢へ出てくるケースが多いようだ。このままでは農業をする人たちが将来いなくなるのではないかと思う。
 日本の農業政策は大きな過ちを犯してきたように思う。当然、工夫は必要だが今は明確な方向性を示し日本の農業の再生を行なわなくてはならないように思う。
 今仕事がないとマスコミは連日報道しているが、農業の様に労働人口が不足している職種は多くあるはずだ。鳥観的な視野で全体を見直し、日本の農業が再生できるように望みたい。今は政治の力が必要だと思う。
 さて、今日はご挨拶させて頂いた先で、消防用ホースのことを幾度も聞かれた。昨年消防用ホースの検定業務に不正が発覚し、現在シェアNo1の企業が生産停止となっている。
 もともと消防用ホースの主要メーカは三社程しかない為、その中のトップ企業が生産停止のまま次年度に突入すれば市場のホースは間違いなく不足するだろう。
 私達は他のメーカーのものを取扱うのかと尋ねられたが、これまで私達が扱ってきた消防用ホースが何故良いのかをお客様にご説明してきた以上は手のひらを返したように他社製品を取扱うことは基本的には出来ないと思っている。
 一刻も早く検定が再開され、出荷されるようにメーカーには全力を尽くして頂きたい。また、現在市場に流通しているホースの検査対応と、検定再開を同じ次元で考えてはならない。
 それと、これとはまったく別の問題である。
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