長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

組織と心臓は仕組みが似ている。

 今日、経営戦略室室長と打合せをしていると『組織と心臓は良く似ているんですよね』という話になった。室長はBLS(ベーシックライフサポート)を弊社で開催できるよう尽力した責任者である。
 今はBLSインストラクター、FA、ACLSの資格を取得している関係上、心臓の仕組みについて学んでいるようである。
 調べてみようと思い立ち色々と調べてみると、心臓を動かしているのは電気信号でその発生場所は右心房にある『洞房結節』という場所から発生しており、その電気信号は心臓の心房を介し右心房の下方にある『房室結節』へと伝わる。この刺激により心房の収縮が行われるそうである。
 また、電気信号は『房室結節』から心室へ電気刺激が伝わっていき、心房と心室とでは、電気刺激を受ける時間差があるために心房の収縮に遅れて心室の収縮が起こり、血液を送り出す仕組みになっているそうだ。
 この電気信号を発信する『洞房結節』が社長で組織に指令を送る。そして『房室結節』が中間管理職である。そして収縮する『心房、心室』が社員とすれば、『洞房結節』から出た電気刺激が『房室結節』へ伝わり、『房室結節』から上手く『心房、心室』に電気刺激として伝わらないと心臓は停止し、人は死んでしまう。
 組織も同じで社長から発信された情報が中間管理職で止まってしまい社員に伝わらなければ組織の機能は停止してしまうのだ。
 組織は心臓のように社会の為に動き続けなくてはならない。したがって、発信された情報が組織の末端まで正確にスピーディーに伝達される必要がある。
 マネージャークラスはこれを十分に認識し、業務にあったって欲しい。
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