長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

大きく捉えて小さく動く

 目標を設定する際にちょっと努力すれば実現可能な目標設定をしてしまう場合がある。考え方によっては小さな成功体験を積み重ね、自信をつけていくと言うことも出来るが、大局観で見れば目標は小さいよりも大きい方がよいと私は思っている。
 なぜなら、ちょっと努力をすれば実現できる目標は、それを達成する方法が現在の手法の延長線上にしかないからだ。
 同じことを繰り返している場合は結果が変わらないことが多い。目標がこれまでよりも数倍大きいと、今のやり方の延長線上では答えはなかなか導き出すことは出来ない。
 例えば標高100m程の里山を登る装備と標高3000mの冬山を登る装備は全く違う。すなわち目標が高ければ登る時に必要な装備、計画を綿密に立て、十分な準備をしなければ登頂どころか命さえ危険になる。
 したがって、高い目標は新たな手法を生み出すチャンスとなる。もし、今、壁にぶつかっているならば一度目標を高く持ってみるといい。そして、難易度の高い目標を実現する手法を脳みそがねじれるくらい考えてみて欲しい。
 目の前の壁は気づいた時には自分の眼下にあるはずだ。
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