長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

気づけば・・・

 気づけば今日で47歳である。子どもの頃47歳の大人はおじさんというイメージだった。当時は自分がそんな年齢になることなど考えも及ばなかった。
 毎年、年を重ねてはいるが自分自身の変化は余り感じない。さすがに顔には年相応のシワも増えてきたし、体も20代の頃から考えると、少々たるんできた。
 そんなところには老化を感じるが、20代の頃よりも向上したものもある。それは持久力である。20代の頃は走るのはとても苦手で2kmも走れなかったように思う。
 でも今はハーフマラソン程度の距離ならば問題なく走ることが出来る。そんなことを考えると20代は瞬発力、40代は持久力と言ってもよいかもしれない。
 仕事のやり方も、熟慮して物事を進めるようになってきた。20代は先を考えずに即座に行動して失敗も沢山あったように思う。
 たぶん一番大きく変わったのは価値観が自分なりにしっかりとしたということだろう。価値判断基準の下になる価値観はとても大切だと最近実感する。
 会社は公のものだ。社会に求められている以上私たちには会社を持続発展させる責任がある。私たちの企業は75年の歴史を数えるが、その間、沢山の諸先輩方がその時代を受け持ってくれた。
 私たちは今を受け持たせて頂いている。だから行なうべきことは今を部分的に見ることではなく、如何に未来に向けて発展させることができるかを考えることだ。
 自分が年を重ねるように企業も年を重ねていく。次の70年に社会に貢献できる企業として残すことが経営者の使命のひとつである。
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