長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

日産の敵は日産にあり

 『日産の敵は日産にあり』カルロスゴーン氏が日産の社長になったときに述べた言葉である。社内を改革しようとしたとき、その障害の殆どが対内的な問題であることが多い。
 対外的な問題も当然あるが深刻で根が深いのは対内的な問題だ。私たちの企業でも外的要因からの影響を考慮しながら、スピードを上げて様々な問題を解決するために様々な手段を実行しようとするが、足並みが揃わない。
 何をするに付けどうすれば良いかではなく、起こった問題点を人の問題に摩り替えてしまう傾向がとても強いのだ。
 これでは問題の解決は難しくなる。先ずは原因自分論で物事を考え、自分が何を成せば問題を解決できるかを真剣に考えなくてはならない。
 原因他人論は無駄な時間を費やし、残るのはわけのわからない論理から導き出された、わけの分からない結論でしかない。
 もっと緊張感、使命感そして素直さを持って目の前の現象をよく考え行動して欲しい。
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