長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

出来るように考える

 『これで製造能力は限界です』・・・同じやり方でひとりでに製造能力が上がるはずがない。どうすれば能力が上げられるのか考えたのか。
 『これ以上は部品を用意できません』・・・ならば別のサプライヤーを探したのか、別の部品でトライしたのか。
 『何度も電話をしたのですがつながりませんでした』・・・何度電話をしたのか、二回、それとも三回?それならつながるまでかければいい。
 『コンピューターがクラッシュして』・・・クラッシュしたからなんだというのか。レポートなら手で書くこともできる。
 『時間がなくて』『忙しくて』『日報がかけませんでした』『机の上が片付けられませんでした』まあ、良くもここまで言い訳が出てくるものだ。
 このことばの裏側には『優先順位が低いからまだやっていない』という言葉がかくれているのであり、もっと言うならば『やりたくないからやらない』のかもしれない。
 そして、私たちが最も嫌う言葉は『それは不可能です』という言葉だ。何が不可能なのかわからない。この言葉は下手な言い訳の最たるものだ。
 『難しい』ことはあるかもしれないが、『不可能』なことはめったにない。
 私たちはこれまで幾多の壁を乗り越えてきた。そこには純粋に『何とかしてやろう』という気概があった。
 物事は精神論ではクリアーできないことは十分に理解しているがしかし、私たちの『今』を積み上げてきてくれた先輩社員の皆さんが仕事に誇りを持ち、最後まであきらめずに進んできてくれたことがまさしく『今』をつくっている。
 言い訳は今日この場でやめにしよう。『出来るように考えよう』・・限界は他の誰でもなく、自分自身がつくっているのだ。
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