長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

私立と公立

 『公立小中学校は県教委の所管何だけど私立は違うんですよ』という言葉になるほどなと思った。以前にもお話させて頂いたように、今年度は石川県PTA連合会の会長職をお引き受けすることになった。
 同時に無理を承知である私立中学高校のPTA会長も引き受ける羽目になってしまった。そこで気がついたことは情報量に関する温度差である。
 県教委や県PTAからかなりの情報が発信されているが、何故か私立中高校にはその情報が上手く伝わっていない様に感じた。
 先日、県教委へ打ち合わせに出かけた時、何気なく『私立中学から発信される情報が少ないことがきになって・・』と言うと、『私立学校は県教委の所管ではないのですよ。』と言われ驚いてしまった。
 私立学校は知事部局の総務課の所管のようで、県教委はまったく係われないとのことだった。係われないことは理解するが、やはり県教委から発信される情報と総務課が私立学校に発信する情報はお互いに共有化して欲しいと思った。
 私立も公立も経営の形態が違うだけで同じ目的で教育を行っていることは間違いの無いことだ。所管が違うことで情報量に差があってはならない。
 ある角度から見れは使用する教科書は私立学校は独自に選定できるが、公立学校は教科書の採択を受けたものを各教育事務所ごとに選定する事しか出来ない。学習指導要領の範囲内なら独自の教育を出来ることも私学の良いところだと思う。
 いずれにしても縦割り行政の負の面が影響しないように願いたいものだ。子供たちが豊かに成長し、世の中に役に立つ社会人となることが根っこでは同じなのだから・・
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