長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

備えよ常に

 『備えよ常に』この言葉はボーイスカウトのモットーである。私は中学生の頃、地元のボーイスカウト隊に所属していた。大学生の頃はローバースカウト隊から、カブスカウト隊の副長として奉仕していたことを思い出す。
 『備えよ常に』はボーイスカウトだけではなく、仕事でも登山でも世の中では普遍の価値観ではないだろうか。登山では万が一のことを想定して最小限の準備を行う。最大限の準備は必要かもしれないがあまりにも多すぎる荷物は行動を阻害するからだ。
 仕事ではどうだろう。例えば私たちの事業のひとつに消防設備の維持管理業務がある。これは設置された消防設備が正しく維持管理されているか法の下に点検を行い、対象物のオーナーに報告を行う業務である。
 対象物に調査に入る時は当然、何があるか想定し最低限の装備をして、お客様を訪問する必要がある。現場で右往左往していたのではお客様の信頼を得ることは出来ない。
 私たちは消防設備士という国家資格を持ったプロであることを再認識し誇りを持って仕事をするなら、自ら何をなさねばならないか理解できるはずだ。
 今朝、私たちと一緒に事業を行っている会社の社長さんが『ちょっと気になることがあるので・・』とお越し下さった。話の内容は総じて言えば弊社全体の仕事に対する『姿勢』この一言だと私は理解した。
 苦言を呈していただけることは大変にありがたいことだ。お客様から信頼を得られなければ、お客様は何も語ることなく去っていかれるものだ。私たちはこんな声を大切に、そしてこれを機会として業務を改善していくことにコミットして行きたい。
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