考え方は運命を左右する

　人は考えの種を蒔き、行動を収穫する。
　行動の種を蒔き、習慣を収穫する。
　習慣の種を蒔き、性格を収穫する。
　性格の種を蒔き、運命を収穫する。
　この言葉は私が以前、読んだ本の中で見つけた。とてもシンプルだが本質をついている。
　私たちの企業では様々な問題点を内在しているが、その原因の殆どがこの言葉によって説明がつく。
　より良き『運命を収穫する』ためにはより良い考えの種を蒔く必要がある。これは人の思考パターンであり、人間の思考パターンは自分の育った環境に大きく左右される。
　すなわち運命を収穫する為には自分自身の思考パターンに気づく必要がある。しかし、私たちはなかなか気づくことが出来ない。
　だからこそ、自分を正当化せず人の意見に耳を傾け何が本質なのか見極める能力が必要なのだ。
　一言で言えば『原因自分論』で考えること。自分を正当化しようとすればするほど程、議論は本質から離れ、結論は遠ざかることに気づいて欲しい。
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