長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ISO9000サーベランス

 昨年の7月14日にISO9000の更新審査を受けて約一年が過ぎ、本日サーベランス(品質システムが引き続き維持されていることを、定期的に確認する審査のこと)が行なわれた。
 ISOの基本はISOの仕組みを最大限に利用し、品質の高いサービスと製品を生み出すことによって最終的にお客様にご満足頂けるサービスと製品を提供し、結果として企業が利益を生み出すことが出来ることにある。
 したがって、ただ、仕組みをつくり、記録をとり、それを保存しても現実の企業活動にフィードバックされなければ何の意味もなさない。
 ISOの要求事項にあるから行なうのではなく、それを行なうことによって品質を改善し顧客満足度を向上させることが目的だ。
 よって、ISOの仕組みから得られたデーターを分析して(C:チェック)し、それが何故発生したのか、そしてどうすれば改善できるのか、までつなげることが大切なのだ。
 『ISOのためのISO』では全く意味をなさない。
 今日もある経営者と話をしていると、『うちはISOの更新はもう止めたんですよ』と仰っておられた。その会話の内容から原因を察することは出来るが、私たちもまだ様々な問題を内在している。
 ここでも本質を見抜く目の大切さと、全社一丸となる社風の弱さを感じる。う〜ん、まだまだだ。
 いずれにせよ、本日サーベランスに協力してくれたメンバーの皆さん本当にありがとう、そしてお疲れ様。
 今日からまたスタートだ。先ずは指摘された不適合の是正を早急に行なわなくてはならない。
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