防災教育訓練

　今日は朝から梅雨の末期を思わせる強い雨だった。朝９時から小松短期大学で私たちのお客様である、大京株式会社さんの防災教育訓練が行われ、講師として参加させていただいた。
　大京さんは株式会社小松製作所さんの協力会社の一社で建機の塗装、塗装ブースの設計等を手がけている。従業員数も３００名を越える大所帯である。
　会場にうかがって最初に思ったことは社員の皆さんの平均年齢が３０歳ということで皆さんとてもお若い方ばかりだ。したがって力強いエネルギーを感じる。
　こんな活気のある雰囲気を見ているとやはり不況下にあろうとも勢いのある会社であることは想像に難くない。
　一時間半ほどのお時間を頂き、塗装ブースで発生する火災の事例をあげ、その原因、対策方法そして対応する消火設備についてお話させていて頂いた。

　その後、体育館に移動し、小松市消防本部南消防所の職員による救急救命講習が開催された。
　社員の皆さんは何度か受講されている様であったが、AED（自動体外式除細動器）を使った講習は初めてのようだった。
　中にはAEDをLEDと言って大きな笑を取った社員さんもいらっしゃった。
　AEDは先般弊社から一台納入させていただいた。命は救急車が到着するまでの６分間の処置により大きく変わることについて皆さん真剣な面持ちで受講されていた。
　今回お世話になった総務課長さんもAEDを備えるだけではなく、『使うことが出来なければいけないですね。』とその重要性を確認されていた。
　私の出番はここまでで、午後からは弊社の社員による消火訓練が大京さんの本社で行われた。３００人を越える社員の皆さんの消火訓練は本当に大変な作業であっただろう。
　対応してくれた営業第二Gのメンバーの皆さん本当にお疲れ様。午前中の雨が嘘のようにあがって本当に良かったと思う。
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