視点[仕事]滋賀県大会ワン・ツーフィニッシュ
『忠臣蔵を討ち入りの場面から見ると、弱い老人を切り捨てる残酷な物語』になる。『第二次世界大戦を真珠湾攻撃の場面から見ると、日本人として釈然としない歴史認識』になる。
しかし、もっと大きな視点でその背景を見れば、忠臣蔵は江戸城内の松の廊下で赤穂藩藩主 浅野長矩が高家肝煎 吉良義央に切りつけ切腹になり、君主のあだを打たんが為の物語であるから、私たちは家臣の忠誠心に感銘を受け忠臣蔵として語り継いできた。
真珠湾攻撃もその行為自体は誇るべきものではないかもしれないが、その歴史的背景を考察すれば日本人として理解できる気がする。
何事も視点を変えると起こった現象自体が全く違う意味を持つことがある。私たちは現在進行形の歴史の中で生きているが、現在起こっている現象だけを捉えると正しく判断が出来なくなることを知る必要がある。
全てには何故そうなったかという背景が必ずあるものだ。現在、議論を巻き起こしている携帯電話問題もまさしく背景を理解しなければ、持たせない事に賛成・反対、条例改正が良い・悪いの議論におちいってしまう。
そんなことを今日出張先から帰る車の中で、あるテレビ番組を見ていて思った。
金沢に戻ると滋賀県の消防団の方から『私たちの分団が、長野ポンプ製の車両が滋賀県大会でワン・ツーフィニッシュでした。』という電話がかかって来た。とても嬉しかった。
昨年私たちの整備が至らなかった事から、滋賀県大会の出場隊の皆さんにご迷惑をお掛けした経緯があり、とても気になっていた。ご連絡を頂き本当にありがとうございました。
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