長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

今日は仙台から【その3】

 今日で仙台も三日目になる。日本PTA全国研究大会みやぎ大会も今日で終了となる。全大会はセキスイハイムスーパーアリーナで8000名の関係者の参加で開催された。
 仙台駅からシャトルバスに乗り込み、会場へ向かう途中シャトルバスの後方から白煙が上がり、水温計が急上昇しオーバーヒートでバスが止まってしまった。

 運転手さんはバスの後方に回って何やらやっているが結局直すことが出来ず、代わりのバスを待つことになる。
 バスが動かなくなったことは仕方が無いことだが、その後の対応がまずかった。
 先ずは大会会場に連絡して遅れる旨を報告しなくてはならないのに、バスの復旧に気をとられ最後まで連絡に気づかなかったようだ。トラブルまで予測は難しいが、もしもの時の仕組みは準備が必要だ。
 何とか間に合って会場に到着した。開会式の後東北大学の川島教授による記念講演が行われた。演題は『脳科学から見た早寝・早起き・朝ごはんの大切さ』である。
 最近、保護者の意識が高くなってきたことと、全国のPTAが『早寝・早起き・朝ごはん』運動を展開してきたので少しずつ効果が出てきたように感じる。しかし、川嶋教授は脳科学の見地から、ただ朝ごはんを食べるのではなくその『質』の大切さを説かれていた。
 脳の栄養はブドウ糖であるが、その元となる炭水化物(例えばおにぎり)だけを食べていては、何も食べていないのと、脳に及ぼす影響が殆ど変わらない。
 ブドウ糖が脳の栄養になるためには、必須アミノ酸のうちのリジンが必要であることがわかった。リジンは大豆などのたんぱく質の中に含まれている。すなわちおにぎりに味噌汁をつけるだけで脳にとっては格段に効果が上がるそうだ。
 何故そうなるか、という知識を持つこと、原理原則を知ることで非常に質の高い人生を送ることが出来る。勉強することで幾つになっても多くの気づきを得られる。今回は本当に良い機会を頂いたと思う。
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