長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

電話も電気もない世界【2009】


 昨日は恒例となった金沢ロータリークラブの事業で白山登山に出かけた。
 先週の金曜日も公務で丸一日会社を空けていたので、連続二日会社を空けることとなってしまった。忙しい時期に社員の皆さんには大変申し訳なく思う。
 山にこもると思うことだが、何時も当たり前に使うことが出来る電気も水道も現実として限りある資源だということに気づく。当然電気は送電線で運ばれて来ている訳ではなく、自家発電装置で供給されているので夜9時を過ぎると真っ暗闇になる。
 また、水道も雪解け水をタンクに溜めて使うので節水にとても気を使う。特に行動中は水タンクに入れて持ち歩くわずか2リットルばかりの水でお湯を沸かし食事の用意をする。
 だから、余ったお湯も一滴残らず使い切る。捨てたりはしない。特に水場がない場所では水が切れることは最悪の場合、行動できなることを示している。身にしみてわかるということは、実感して初めてわかるものだ。
 携帯電話は電波が届かないので行動中下界とは連絡の方法がない。お客様から電話が携帯電話に入っていないか不安になるのは、携帯電話というものがビジネスの前提になっているからだと気づく。
 当たり前のことが当たり前でない環境におかれたとき初めて人は考え始めるのだと思う。
 今回ご一緒した仲間の中に、大塚製薬の金沢支店長さんと日本電気の北陸支社長さんがいらっしゃった。昨年も日本電気の支社長さんとはご一緒させて頂いた。とても健脚である。大塚製薬の支店長さんもお子さんと参加され白山の自然を満喫された。
 今回、登山が始めての方がいらっしゃったのにしっかりと把握せず行動のタイムを読んでしまい、時間をがタイトになってしまった。
 何事も思い込みは大きな過ちを起こすこととなる。今回も様々な気づきがあった。今回の機会を与えてくださった皆さんに感謝をしたいと思う。
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