長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

アキレス腱部分断裂

 アキレス腱炎が原因だと思っていた、アキレス腱の痛みは外科へ行って診察してもらった結果、アキレス腱の部分断裂だと言うことが判明した。最近鈍い痛みから鋭い痛みに変ってきていたのでおかしいと思っていた矢先だった。
 やはり無理は禁物である。腱の部分はレントゲンには写らない様で、MRI(核磁気共鳴画像法というらしい・・)で撮影することとなった。CTならものの15分位なのだが、MRIは1時間近くもかかるらしい。左足首、右足首を撮影しとりあえず撮影は終了した。
 『後は待合室でお待ちください。』と言われ、待合室で待つが待てど暮らせど名前を呼ばれない。『まだでしょうか?』と問うと、『混んでますから・・』との答え。その割には診察室はとんでもなく込み合っているわけではない。
 『何故だろう』と思い、どうせ待つのならと観察してみることにした。患者さんと看護士、事務員の会話や動きを見ていると幾つかの事柄に気付いた。
 先ずは、動きが緩慢である。忙しく込み合っていると言う割には皆さん、のんびりと移動している。カルテの処理をある程度溜まってから行っているように見えた。だから、事務方は手待ちになっていて、カルテが手元に運ばれてきた時だけ一時的に忙しくなっている。
 検査後の患者さんほど長く待っている傾向がある。良く観察してみると、検査後の順番が外来の一番最後に回っているようだ。これでは込み合ってしまうのも当たり前だ。特に検査後の患者さんは何時間も診察に時間が掛っているから、検査後直ぐに処理してあげれば長く待つ必要もなく、診察室が込み合う度合いも少なくなるはずだ。
 どうすれば効率良く仕事が出来るかを考えていないような気がする。たぶんこれが当たり前になっていて疑問すら感じないのだろう。問題意識を持たなくとも、患者さんはやってきてくれるし、今のままでも良いと思っているのかもしれない。
 今やっていることに疑問を持たないのは私は危険だと思っている。今は良いかも知れないが、そうでなくなった時、気付いても後の祭りだ。この傾向は私たちの企業にも存在する。そして、なかなか変えられないのも現実なのである。
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