細かい上司
先日、ある企業から送られてきたニュースレターを読んでいると『細かい上司』という表題に目が留まった。
読んでみると、細かいリーダーには二つのタイプがある、と書いてある。ひとつは『細かいことが好き』なリーダーで書類はきちっとしていないと気持ちが悪い、部下はこうあるべきという厳しい規準があり、それから外れることが『嫌』なタイプ。すなわち『枝葉が目的』になっている。
そして、もうひとつのタイプは書類の不備や服装の乱れといった問題の背景を懸念して注意するタイプである。
例えば社内の書類のミスは、お客さまとの契約のミスにつながりかねないとか、服装の乱れというかたちで表面に出てきているが、本当はその背景にはもっと大きな問題が潜んでいる、と言った具合に『予兆』を捉える力がある、すなわち『幹と根っこが目的』のリーダーだ。
弊社にはこのタイプのリーダーは私が知る限り一人〜二人しかいない。こんな小さな『サイン』を見逃さず、『氷山の一角』を捉えることができるリーダーをもっと育てて行く必要を感じている。
今回、チラッと見たニュースレターでまた気づきを得ることが出来た。
何事も問題意識を持つことで得られる情報は沢山あるものだとつくづく思う。
人気ブログランキングへ