長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

私たちの行動が人の命を救う


 このAEDのパッドは先日、能美市のある施設で、人の命を救う為に使用されたものである。
 幸いにも救命の連鎖が絵に描いたように行われ、その方は命を救われた。このAEDは私たちが以前に納入させて頂いたもので、その施設の方は使うことは無いだろうと思われていたそうである。
 私たちがAED(自動体外式除細動器)とBLS(ベーシック・ライフ・サポート)のスキルの普及に取り組んでもう直ぐ二年が経過する。
 最初はPA連携で消防車にAEDを搭載しているものが増えてきたことと、それに伴って、AEDの販売には高度管理医療器販売の許可が必要になることから急遽、高度管理医療器許可を取得することになったのがスタートだった。
 その後、弊社の経営戦略室の上田室長がAEDの拡販は私たちの企業理念に沿っていること、そしてAEDの拡販だけでは片手落ちであることに気付き、BLS、ACLSのスキル取得に繋がる。
 正直、最初は弊社の事業のひとつのアイテムという捉え方しかできなかったが、様々な事例を知ると、AEDを普及させることが私たちの使命だと思うようになった。
 現在では経営戦略室のメンバーのお陰で、石川県で最も多くAEDを販売するまでになった。
 そして、今回の救命に繋がったのである。これは『風が吹けば桶屋が儲かる』的な事かも知れない。また、私たちがこの施設にAEDを導入していなくとも、どこかがしていたかも知れない。
 しかし、私たちの行動の延長線上で、人の命を救ったのだと言うことは紛れも無い事実だ。
 私たちが地道に行ってきた活動はひとつの命を救い、そのひとつの命に係わる人たちのこれからを大きく変えるきっかけになった。
 この報告を上田室長から聞いたとき本当に良かった、と思ったと同時に、これからも使命感を持ち努力していかなければと強く決意したのである。
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